[第123話] レンタルスペース立ち上げ|部屋ってどう作ればいいの?

[第123話] レンタルスペース立ち上げ|部屋ってどう作ればいいの?

みなさんこんにちは!カナル(@enoshima_house)です。

レンタルスペースを開業するためには物件探しの次にインテリアをどうするか?を考える必要があります。

 

昔からインテリアが大好きだった私は「自分でやってみたい!」と夫であり仕事仲間でもあるナント君(@mardoc96)を説得し、レンスペのインテリアコーディネートを自分でやっています。

ナント
正直最初は不安でしたw

 

最近ではポツポツとインテリアコーディネートのご依頼もいただけるようになり、まさに「好きなことを仕事に」出来て、生まれて初めてこんなにやりがいがあって楽しい仕事をできています。

カナル
まさか自分にそんな日が来るとは夢にも思わなかったです。幸せ♡

 

今日のお話

①レンスペのインテリアコーディネートの具体的な作り方と、

②数あるスペースの中からお客さまに選ばれるための部屋作り

の2点について、コツをお伝えできればと思います。

 

 

こんな人にオススメ

☝インテリアセンスに自信がない人

☝お客さまにウケる部屋を作りたい人

☝レンタルスペースを開業したい人

 

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レンタルスペースのコンセプトを決める

これは昨年kindle出版した著書 にもかなり熱く書いていますが、まず最初にやるべきは部屋のコンセプトを決めることです。

ここでいうコンセプトとはパーティールームにするか貸し会議室にするか?ではなく、立地や部屋の間取りなどから、ターゲット層やどのような雰囲気で何を売りにしたスぺースにするのか?という、より具体的なコンセプトのことを指します。

ナント
パーティーなのか貸し会議室なのかは、物件探しの段階で決まってるはずですしね

 

インテリア作りのコツ!部屋の顔となるアイテムは〇〇

レンタルスペースに限らず『部屋作り』をする際、どうやって作っていけばいいのでしょうか。

 

好きなものを気の向くままに買っていくと、まとまりのない部屋になってしまいますよね。

あえてそうやってガチャガチャした部屋作りをするというのもインテリアセンスのひとつではありますが、レンタルスペースは多くの人に使ってもらうのでそのやり方は向いてないと思います。

 

特長を出しながらもある程度万人受けする必要がありますし、当然ですが清潔感もマストですね。

 

それで具体的にどう決めていくのかというと、私はまず部屋の顔となる【ソファ選び】をしています。

レンタルスペースを使うお客さまが最も長い時間を過ごすのはソファではないでしょうか。

 

ソファに座ってごはんを食べたり、映画を観たり、ゲームをしたり、お喋りを楽しんだりするはずです。

 

ソファは物理的に大きく目立つということも勿論ありますが、お客さまが最も長く過ごす場所として重点を置いていて、まず最初にソファを選ぶようにしています。

 

ソファが決まったら、そこから雰囲気がズレないように他の家具を選んでいくと、統一感のある部屋が出来上がります😊

レンタルスペースの部屋作り、流行は変化する

私たちはレンタルスペース事業を始めて、もうすぐ2年半が経とうとしています。

それで身をもって感じたことですが、レンタルスペースのインテリアに流行があるんです。

 

どういうことかと言うと、2年半前のまだ件数自体が少なかったころは「非日常感を味わえる部屋」がウケていました。

 

お客さまの気分になってもらうと分かりやすいと思うので、下記のような会話を想像してみてください。

Aさん
レンタルスペースって知ってる?
Bさん
なにそれ?
Aさん
部屋を貸し切りで使えてプライベートパーティーができるらしいよ
Bさん
えーおもしろそう。使ってみよう!

 

この流れで選ぶ部屋は、普段自分が使っているようなありきたりなインテリアではなく、普段自分が使っていないような部屋を使ってみたいですよね。

なので当時は派手なアクセントクロスだったり、柄物の家具で特徴を出したりしていました。

 

その流行がだんだん変わってきて、尖ったインテリアではなく「座り心地の良い椅子」だったり「動線が考えられた使い勝手の良さ」が求められるようになってきました。

 

民泊もそうでしたが、競争が少なく部屋を提供さえすればOKな時代から、実用的なことが求められるような時代にレンタルスペースもなってきたんだと思います。

コロナ後のレンタルスペース事業はどうなる?

コロナで大きく変わったことに利用人数の変化があります。

以前はなるべくたくさんの座席数を作り、人数を詰め込めるだけ詰め込んで、「オオバコだから単価高く設定」が一般的でしたが、みなさんご存じの通りコロナの影響で密がNGになってしまいました。

ナント
単純にオオバコでさえあれば儲かるという時代ではなくなってしまいました

 

2021年現在は、非日常を求めず「日常的な空間で親しい数人でまったり過ごしたい」というニーズが圧倒的に多くなっています。

 

非常事態宣言により飲食店の営業時間が短くなり、行き場をなくした人たちがレンタルスペースを使ってくれるようになったんです。

そこで求めるものは非日常ではなく、「友達の家に遊びに行ったような空間」が求められているんだと思います。

カナル
『おうちデート』や『おうちスペース』という言葉が生まれました

 

 

以上、インテリアの話から最近のレンスペの流行について書いてみました。

最後の方はインテリアの話というよりkindle本の続きを書いてるような気分になってしまいました(笑)

 

今、レンタルスペース事業の新たなチャンスが到来していると思います。

限られた親しい人とだけ過ごせるプライベート空間のニーズは今後も高まっていくのではないでしょうか。

まだ開業していない人も、すでに開業しているレンスペ仲間のみなさんも、共にがんばりましょう😊

 

カナル
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\レンタルスペース投資をする前に/