みなさんこんにちは!
ふたりあわせてナントカナルの片割れカナル(@enoshima_house)です。
自宅兼事務所兼民泊宿として大活躍の我が家、『賃貸併用住宅』の感想や、メリット・デメリットなどのお話、後編です!
・賃貸併用住宅に興味がある人
・副業したい人
・固定費を減らしたい人
・無料で家に住みたい人
賃貸併用住宅、短期賃貸の具体的な募集方法
募集はジモティーを活用。掲載料も手数料も一切かからないジモティーはほんとにありがたいサービスです✨(無料なだけに時々返信来なくなる人もいますが笑)
不動産カテゴリの「短期賃貸」に、【一組丸々貸切】と【おひとりさま向けシェアハウス】としてそれぞれ掲載。
ジモティーに掲載する際、自分でタイトルや文章を自由に書くことができるので、「この部屋はどういう使い方に適してるよ」と紹介することで、部屋探しをしている人にアピールすることができます。
ワーケーションとは、ワークとバケーションを組み合わせた言葉。テレワーク需要に乗っかって、「湘南でワーケーションしませんか?」と打ち出すことに。
そしてここがポイントなのですが、初期費用は無料にしています。
初期費用を無料にすることによって、通常の賃貸契約と違ってハードルが下がり、都内のマンションは契約したまま1か月だけ滞在したい、というニーズも取り込めるからです。
都内×ワンルームマンション×一人暮らし×テレワークで、気分が滅入っていたような人に見事にハマりました。
もちろん民泊に比べると売上としてはガクンと落ちますが、住宅ローンに充当できるくらいは稼いでくれています☺
短期賃貸は民泊に比べて手間がかからないので、レンタルスペース事業に集中することが出来たことも事実。新規オープンや既存スペースのテコ入れが出来たことははもちろん、セミナーを開催したりコンサルティングを始めたりと、コロナ過においても自宅で住宅ローンを稼ぎながらレンタルスペース事業でさらに成長し、結果的にコロナ前よりも収入を増やすことに成功しています。
短期賃貸は人助け!意外なニーズとは
そもそも短期賃貸をする人ってちょっと特殊ですよね。短期間の間借り的な立ち位置なので、様々な事情や訳ありの方々が応募されてきます。
家を建てる時にぼんやりと考えていた、「うちの家は海の近くだからサーファーが借りてくれるかも?」という予想は見事に外れました笑
他にも、同居人と折り合いが悪くなって家出同然で飛び込んでくる方もいます。そのような人はたいてい、次の家が見つかるまでの期間延長して住んでくれたりするし、とても感謝されるのでこちらとしても人の役に立てたことに喜びを感じます。
新たな人生の準備期間として利用してくれる人もいれば、ひとりになって冷静に自分自身と向き合えたことで同棲中の彼の元へ帰られる人もいます。
退去時には、「湘南を気に入って、本格的にこっち方面へ引っ越しを考えています!」と言いながら帰って行かれることも多いです。
来たときは切羽詰まった表情だった方が、うちに住んで色々と心の整理がついて表情がパッと明るくなって帰って行かれる姿を見ると、とても嬉しくなります。
賃貸併用住宅のデメリット
ここまで「メリットしかないんじゃないか?」と思われた方もいらっしゃると思います。その答え、合ってます!笑
私はこの家に4年間住んだ正直な感想として、まじでメリットしかないと考えています。
自宅の1階に家族以外の人が住んでいるというのは、体験してみないと想像ができないかもしれないし、私も実際身を置いてみるまではどんなものか見当もつきませんでした。
でも人って慣れるんです。笑
実際その環境に身を置いてみると、何はともあれやっぱり住宅ローンが0円ってありがたい!
デメリットを強いて挙げるなら、日ごろから掃除しないタイプの人が数か月間住んで退去されたあとの清掃がめっちゃ大変ってことくらいでしょうか。(特に水回り)
民泊も短期賃貸も、安すぎない値段設定にしていることによって、ちゃんとした人しか寄り付かないという防御も出来ていると思います。やっぱり安いとそれなりの人が寄ってくるんですよね・・・。
いつか建てたい夢の複合型マンション
賃貸も民泊もレンタルスペースもそうですが、不動産の空きスペースを使ったシェアリングエコノミーはとてもおもしろい事業だと実感しています。
そうなってくると、妄想癖の私はどんどん夢が膨らんで、戸建てじゃなくてマンションだったらもっとおもしろい構想ができるのになぁ・・・なんて思い描いています。
最近、レンタルスペース事業は人気があるのはとても良いことなのですが、物件探しが激化しているので「もう所有してしまいたい熱」が高まっています。笑
前編・後編に渡って『賃貸併用住宅』について書いてみました。こんなに長文になるとは思ってなかったけど、書きたいことがパツパツに溜まってたみたいです。笑
最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!