民泊が楽しすぎるので、もっと民泊の規模を拡大しようと考え始めた2017年夏!
どうせやるなら、地域活性化にもなりゲストも我が家ならではの楽しみ方ができて、
他のホストと差別化できる物件がいいと考えておりました。
空き家の利活用とは?
そんなタイミングで、藤沢市にて空き家の利活用に補助金を出すという話が舞い降りました!
全国的にも空き家×民泊で有効活用!という自治体がちょいちょいあるようです。
ちなみに、大阪市・西九条の住宅街で、点在する空き家を客室に再生し、ひとつのホテルのように運営する取り組みが始まってます。
こちらををチェック!
このやり方だと、飲食や物販の店舗と協力して地域の魅力をアップさせることもできますね!
まちのリノベーションセミナーへ
空き家の利活用に挑戦するきっかけになるかと、藤沢市が開催している空き家利活用セミナーに行ってきました。
空き家利活用事業のマネジメントについて講義いたします。
第1部 空き家の現状
・空き家の管理をする上での課題 → 庭などの管理が大変、税金などの管理費用の負担が重い
・今後5年の利用意向 → 利用する、空き家にしておくが50%弱。賃貸、売却するは15%と少ない!
・空き家にしておく理由 → 物置として必要、解体費用をかけたくない、将来使うかも、好きな時に利用や処分ができなくなる・・・などが多い
第2部 活用事例
・介護施設
・親子サロン
・配食サービス
・クラフト作家作品販売
・研修所 などなど
ただし、事例は藤沢市は無し。お隣の横須賀市などは多し。
残念なことに藤沢市の空き家のオーナー(所有者)は危機感がない方が多いようです。
さらに住宅以外はお断り、人が集まるのは嫌!という考えの人が多く、利活用のハードルは高いです。
市役所の空き家バンクや、住宅政策課にお願いする空き家は、 危機的状況になってからの物件(利活用が難しい)な案件が多いように見受けられます。
そうなる前に、オーナーが市役所や地元の不動産に気軽に相談できる仕掛け・情報の発信がもっと、もっと増えて欲しいです。
結局欲しい人に伝わっていないような気がします。
補助金や助成金など知らない方も多いです。
住宅政策課に詳細を聞いてみた
セミナーの後日、空き家のマッチングサービスの進捗を聞きたく住宅政策課を訪れてみました。
利活用の提案者はいても、実は空き家を提供するオーナーが無く2、3年やってますがマッチングは0です。
オーナーからすれば、どこの馬の骨ともわからん奴にうちの空き家はやれんっ!!とう感じでしょうか。
まずは、オーナーから信用を得ることが必要。オーナーに直談判というアナログな方法しかないですな。
また、収益と社会的意義の両バランスがある提案が必要とのこと。
それとも再現性がある成功事例を作って、藤沢市に横展開していくような流れが作れれば
オーナーさんの信用も得れるのでしょうか。
どちらで信用が得られるのかはやってみないとわかりませんが、使わない空き家自体は多いようなので、せっかく価値を作れるかもしれない家なら使っていかないともったいないですね。
空き家を手に入れたいとなると、 オーナーに直接コンタクトをし、手放さない気持ちを理解して、 不安を取り除くコミュニケーションが必要ですね。